アルバイトでもクレジットカードを作るための注意点
アルバイトでもクレジットカードを作ることができます。しかし、正社員に比べて審査が通りにくいことも事実です。そこで、アルバイトの方がクレジットカードを申し込む際には、以下の注意点を押さえておくことが大切です。
1. 正しい情報を記載する
クレジットカードを申し込む際には、必要書類に本人情報を記載します。そこに記入する年収は基本的に自己申告です。審査に通過したいがために、年収の額を水増しすると、クレジットカード会社の信用を失うことになります。また、勤務先の電話番号や住所も間違いがないようにしましょう。
2. 複数のカード会社に申し込まない
“念のため”と短期間で複数の会社にクレジットカードを申し込むのは、“お金に困っている”などの印象を与えかねないため、厳禁です。各クレジットカード会社は指定信用情報機関と提携しており、審査の際には申込者の借入状況や延滞履歴といった信用情報を共有して照会します。多重申し込みの履歴が指定信用情報機関に記録されていると、審査の際の判断材料となる場合があるので注意しましょう。
3. 在籍確認があることを把握する
審査では、一般的に、正社員・アルバイトの就業形態にかかわらず、勤務先に電話をして「在籍確認」を行う場合があります。これは本人確認や勤務先情報の正誤、勤務事実の有無などを確認するためのものです。在籍確認が取れなければ、審査に通らない可能性が高いので、事前に勤務先に連絡しておくと安心です。
4. 学生の場合はしっかり明記
2022年4月1日(金)からの成人年齢引き下げにより、18歳以上であれば保護者の同意を得ずに、クレジットカードを作成できるようになりました。ただし、学生の場合は、アルバイトで得ている収入だけでなく、保護者の収入や信用情報も審査の対象となります。学生証のコピーや保護者の同意書などを提出する必要がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
5. 審査に落ちたときは諦めない
クレジットカードの審査に通らなかったからといって、すぐに諦めるのは早いです。クレジットカード会社によって審査基準は異なるため、別のカード会社に申し込むことで、審査に通る可能性もあります。また、アルバイトを続けながら、収入を安定させ、クレジットヒストリーを積み重ねることも、審査に有利に働くでしょう。
以上、アルバイトでもクレジットカードを作るための注意点について解説しました。正しい情報を記載し、審査に落ちたときは諦めずに、コツコツと準備を進めていきましょう。